電話をかけたら
「非通知でかかってきたけど、もしかして?」
と相手に言われて、はじめて気づく。
非通知にした覚えなんてないのに、これは焦りますよね。
楽天モバイルで発信が非通知になる原因は、ほとんどが通話に使う回線が楽天モバイル以外になっていることです。
設定をひとつ変えるだけで直るケースがほとんどなので、まずは症状から当たりをつけてみてください。
| 症状 | 考えられる原因 | 直すところ |
|---|---|---|
| 心当たりが ないのに非通知 | 通話に使う回線が 楽天モバイル以外 | 端末の 回線設定 |
| どの相手にかけても ずっと非通知 | 発信者番号非通知が オンになっている | my楽天モバイルの 契約プラン |
| 特定の番号だけ 非通知 | 番号の前に 184が入っている | 連絡先と 発信履歴 |
| 家や地下でだけ 非通知 | 楽天の電波が弱く Wi-Fi頼りになっている | Wi-Fiを切って から発信 |
- 楽天モバイルの電話が非通知になる5つの原因
- 自分の発信が非通知になっているか確かめる方法
- iPhone・Androidそれぞれで番号を通知に戻す手順
- 株主優待SIMで非通知になったときに触れる場所
- 非通知でかかってくる電話を鳴らさないやり方
楽天モバイルの電話が非通知になるのはなぜかと解除までの流れ

楽天モバイルの発信が非通知になるのはなぜか
楽天モバイルで意図せず非通知になるのは、Rakuten Linkが楽天の回線を通っていないと相手に番号を伝えられない作りだからです。
Rakuten Linkはインターネットを通して声を届けるアプリで、楽天モバイルの回線につながっていることを前提にできています。
その前提がくずれると、番号だけがすっぽり抜け落ちた状態で相手に届いてしまいます。
原因になりやすいのは、次の5つです。
- 通話に使う回線が楽天モバイル以外になっている
SIMを2枚使っているときにいちばん多い原因 - Wi-Fiだけにつながっている・電波が弱い
楽天の電波をつかめていない状態での発信 - 発信者番号非通知がオンになっている
my楽天モバイルの設定。全部の発信が非通知になる - 番号の前に184が入っている
連絡先や履歴に184込みで残っているパターンが盲点 - VPNや海外ローミングを使っている
どちらもRakuten Linkの動作が保証されない使い方
やっかいなのは、この5つのどれも「非通知にする操作」をした覚えがないまま起きることです。
しかも、かけている本人の画面には何の変化もありません。
相手に指摘されるまで何年も気づかなかった、という話もめずらしくないです
自分の発信が非通知かどうかを確かめる
直す前に、そもそも本当に非通知で出ているのかをはっきりさせておくと遠回りしません。
- 手元にもう1台スマホがあるなら、Rakuten Linkからそこにかけて画面を見る
- 家族や気心の知れた相手に1回だけかけて、番号が出ているか聞いてみる
- 同じ相手に標準の電話アプリからもかけて、見え方が変わるか比べる
標準の電話アプリだと番号が出るのに、Rakuten Linkだけ非通知になる場合は、契約の設定ではなく回線まわりが原因だと切り分けられます。
逆に、標準の電話アプリからかけても非通知なら、契約の設定か184のどちらかを疑うのが近道です。
Wi-Fiだけにつながっているときに非通知の発信になる仕組み
楽天モバイルの電波をつかまずWi-Fiだけで発信すると、相手には非通知として届きます。
「Wi-Fiにつながっているならネットは使えてるじゃないか」
と思いますよね。
ただRakuten Linkは、楽天の回線を通ったかどうかで「この番号の持ち主だ」と判断しています。
その確認が取れないと、番号を名乗らせないまま通話だけをつなぐ動きになります。
もっとわかりにくいのが、楽天の電波とWi-Fiの両方につながっているのに非通知になるパターンです。
アンテナは立っていても電波が弱いと、中身としてはWi-Fiだけの状態と同じように扱われます。
家の奥の部屋、地下の飲食店、鉄筋の建物の中などで起きやすい現象です。
- Wi-Fiをオフにしてからかける
大事な電話の前だけでも切っておくと確実 - 画面の上に4Gか5Gが出ているか見る
この表示が出ていれば楽天の電波をつかめている - 電波が弱い場所なら窓ぎわや屋外へ移動する
地下や建物の奥から一歩出るだけで変わる
my楽天モバイルの発信者番号非通知をオフにして解除する手順
どの相手にかけても必ず非通知になるなら、my楽天モバイルの発信者番号非通知がオンになっている可能性が高いです。
これは番号を通知しない設定を回線そのものにかけるもので、オンのあいだは発信が全部非通知になります。
解除は1分もかかりません。

①my楽天モバイルを開く
アプリでもブラウザでもかまいません。
楽天IDでログインした状態にしておきます。
②契約プランを開く
アプリなら画面下のメニュー、ブラウザなら右上のメニューから進みます。
③発信者番号非通知の状態を見る
プランに含まれるサービス設定の中に、発信者番号非通知の項目があります。
オンになっていたらタップしてオフに切り替えます。
④2回線以上あるなら電話番号を確かめる
楽天モバイルを2回線以上契約していると、画面の上のほうに表示されている電話番号が別の回線になっていることがあります。
いちばん最後に契約した番号が自動で選ばれる仕組みなので、直したい番号になっているかを先に見ておくと、設定したのに直らないという空振りを防げます。
184をつけた発信と186で番号を通知する使い分け
相手の番号の前に184がついていると、機種や契約に関係なく非通知で発信されます。
「そんなの押した覚えがない」という場合でも、意外と起きます。
昔184をつけてかけた1回が発信履歴に残り、そこからかけ直しているパターンです。
連絡先そのものに184込みで登録されているケースもあり、これだと特定の相手にだけ非通知になります。
逆向きに効くのが186で、こちらは番号を通知して発信する合図になります。
| 番号の前につける | 相手への見え方 | Rakuten Linkからの 国内通話 |
|---|---|---|
| 184 | 非通知になる | 無料の対象 |
| 186 | 番号が表示される | 無料の対象 |
| なし | 契約の設定どおり | 無料の対象 |
186が便利なのは、発信者番号非通知をオンのままにしておきたい人です。
ふだんは非通知でいいけれど、病院や役所など折り返しがほしい相手にだけ番号を伝えたい、という使い分けができます。
VPNと海外ローミングとアプリの状態が原因のとき
VPNをつないだままRakuten Linkで発信すると、非通知になることがあります。
VPNはネットの通り道を別に作る仕組みで、そのぶん楽天の回線を通った証明があいまいになります。
そもそもVPNを使っているあいだのRakuten Linkは動作が保証されない扱いなので、通話のときだけVPNを切っておくと安心です。
海外にいるときも、現地の通信会社の仕組みしだいで非通知になることがあります。
これは手元の設定でどうにかできる話ではないので、海外から日本にかけるときは非通知で届く前提を持っておくと、相手にひとこと入れておけます。
ここまでの5つを見ても直らないときは、アプリそのものの調子を疑う番です。
- モバイルデータ通信を入れ直す
いったんオフにして、もう一度オンにする - アプリとOSを最新にする
Rakuten Linkは新しいOSで使う前提で作られている - SIMカードを抜き差しする
電源を切ってから。eSIMならこの手順はなし - アプリを入れ直す
削除の前にRakuten Linkからログアウトしておく
上から順に試すのがおすすめで、たいていはモバイルデータ通信の入れ直しで動きが変わります。
デュアルSIMや株主優待SIMで楽天モバイルが非通知になるときの直し方と着信の対策

ここからは、設定を見直しても直らなかった人向けの話です。
直すべき場所の数は、iPhoneとAndroidで違います。
| 設定項目 | iPhone | Android |
|---|---|---|
| モバイルデータ通信 | 楽天にする 必要あり | 他社のままで 問題なし |
| 通話に使う回線 | 楽天にする 必要あり | 楽天にする 必要あり |
| 毎回選ぶ設定 | 外す | 外す |
この差を知らないまま片方だけ直して「変わらない」となっている人が、けっこう多いです。
デュアルSIMで非通知になる原因は通話に使う回線の設定
SIMを2枚使っていて楽天モバイル以外を通話に割り当てていると、Rakuten Linkからの発信は非通知になります。
Rakuten Linkは楽天の回線で使うために作られたアプリで、他社の回線を割り当てた状態は動作が保証されない使い方にあたります。
データ通信はpovo、通話は楽天、といった組み合わせで使っている人はとくに起きやすいです。
そしてもうひとつ、見落とされやすい原因があります。
「常に確認」「その都度確認」のように、かけるたびに回線を選ぶ設定にしているだけでも非通知になります。
この設定は一見すると便利で、どちらの番号でもかけられる自由な状態に思えます。
ところがRakuten Link側から見ると、通話に使う回線が決まっていない状態になります。
楽天を選んで発信しているつもりでも、番号は落ちたまま相手に届きます。
楽天を選んでるのに直らない、という場合はここを疑うと一発です
Wi-Fiのオンオフは、この原因のときはほとんど関係しません。
Wi-Fiを切っても直らなかった人ほど、回線の割り当てを見に行く価値があります。
iPhoneのデュアルSIMで楽天モバイルを通知に戻す設定
iPhoneはモバイルデータ通信と音声回線の両方を楽天モバイルにそろえないと、番号が通知されません。
音声回線だけ楽天にしても直らないのがiPhoneのやっかいなところで、ここでつまずく人がいちばん多いです。

①設定からモバイル通信を開く
ホーム画面の設定アプリを開いて、モバイル通信を選びます。
②モバイルデータ通信を楽天モバイルにする
モバイルデータ通信をタップして、楽天モバイルの回線を選びます。
③デフォルトの音声回線を楽天モバイルにする
デフォルトの音声回線をタップして、こちらも楽天モバイルを選びます。
ここが「毎回確認」になっていたら、楽天モバイルに変えておきます。
④Rakuten Linkを開き直してかけてみる
アプリをいったん終了させてから起動し直して発信します。
もう1台の端末か、家族の番号でテストすると結果がすぐわかります。
この設定にすると、データ通信も楽天モバイル側を使うことになります。
他社回線のギガが余る形になるので、そこが気になる人は電話をかける前だけデータ通信を楽天に寄せて、終わったら戻すという使い方が現実的です。
Androidで通話に使うSIMを楽天モバイルにする設定
Androidは通話に使う回線さえ楽天モバイルにしておけば、データ通信は他社のままで番号が通知されます。
iPhoneより条件がゆるいぶん、ふだんの使い方をあまり変えずに済みます。

①設定からSIMの管理画面を開く
設定アプリのネットワークとインターネットから、SIMの一覧を開きます。
機種によってはSIMマネージャーという名前になっています。
②通話に使うSIMを楽天モバイルにする
通話の優先SIMという項目を開いて、楽天モバイルを選びます。
③毎回確認する設定になっていたら外す
毎回確認するが選ばれていると、それだけで非通知になります。
楽天モバイルを名指しで選んだ状態にしておきます。
④Rakuten Linkを開き直してかけてみる
アプリを起動し直して、テストの1本をかけます。
データ通信は他社のままで大丈夫なので、ギガの使い方は今までどおりで構いません。
ひとつだけ変わるのが、他社の番号で発信したいときです。
楽天を固定したぶん、他社番号でかけたいときは設定に戻って選び直す形になります。
他社番号での発信がほとんどないなら固定したままがいちばん楽ですし、両方よく使うなら、機種の自動化機能で切り替えを登録しておくと手間が減ります。
株主優待SIMで楽天モバイルが非通知になるときに触れる場所
株主優待でもらったSIMの非通知は、端末の回線設定を直すしか手がありません。
優待の回線は、ふつうの楽天モバイルとは中身がだいぶ違うからです。
- 使う通話アプリが別
Rakuten Linkは使えず、Rakuten Link Officeを使う - my楽天モバイルが使えない
そもそも発信者番号非通知の画面を開けない - 発信者番号非通知は追加できない
オプションとして付けられない扱いになっている
ここが大事なところです。
優待の回線では、契約側の設定が原因で非通知になることがそもそも起こりません。
よく見かける「my楽天モバイルで発信者番号非通知をオフにしてください」という直し方は、優待の回線だと実行そのものができない話になります。
だから残る原因は、端末側の回線の割り当てか、184か、電波まわりの3つだけです。
- 通話に使う回線が優待SIMになっているか見る
- 毎回確認する設定になっていたら、優待SIMを名指しで選ぶ
- iPhoneならデータ通信も優待SIM側にそろえる
- かけている番号に184が混ざっていないか確かめる
実際に、通話に使う回線を優待SIMに切り替えただけで番号が出るようになった、という報告が出ています。
優待SIMをサブとして持ち、メインは別の会社という組み合わせが多いので、通話の割り当てが他社側に寄っているケースがそのまま原因になっています。
もうひとつ知っておくと落ち着けるのが、優待の回線には使える期間が決まっていることです。
期間は申し込みの回によって変わるので、SIMが届いたときの案内メールを検索できるようにしておくと、いつまで使えるかをすぐ確かめられます。
楽天モバイルに非通知でかかってくる着信を鳴らさない方法
楽天モバイルには非通知の着信を断るサービスがないので、対策は端末の機能で組み立てます。
他社にある番号通知のお願いサービスのようなものも用意がありません。
Rakuten Linkのアプリ自体にも、着信を断る項目はないです。

そのうえで、iPhoneとAndroidでは効き方が変わります。
| 端末 | 着信の受け口 | 非通知を 鳴らさない対策 |
|---|---|---|
| iPhone | 標準の 電話アプリ | 不明な発信者を 消音をオンにする |
| Android | Rakuten Link にログイン中はアプリ側 | ログアウトして 標準アプリで受ける |
iPhoneは着信が標準の電話アプリに来るので、設定アプリの電話から不明な発信者を消音をオンにすれば、非通知の呼び出し音が鳴らなくなります。
Androidの場合、Rakuten Linkにログインしているあいだは着信がアプリ側に来るため、端末の非通知ブロックが素通りされます。
鳴らさないところまで徹底したいなら、Rakuten Linkからログアウトして標準の電話アプリで受ける形にします。
ただしログアウト中は通話料が30秒22円かかるので、迷惑電話が続いている期間だけの一時的なやり方として使うのが現実的です。
どちらの端末でも、消音にしたぶん連絡先に入っていない相手も鳴らなくなります。
宅配や病院からの折り返しを待っている日は、その番号を先に連絡先か発信履歴に入れておくと、必要な電話だけちゃんと鳴らせます。
着信履歴自体は残るので、あとから誰から来ていたかを確かめることはできます。
楽天モバイルの非通知でよくある質問
細かいところで迷いやすい点をまとめておきます。
Rakuten Linkと標準の電話アプリはどう違うのか
Rakuten Linkは国内通話が無料になるかわりに、楽天の回線を通っていることが前提のアプリです。
標準の電話アプリは30秒22円かかりますが、回線の状態に左右されにくく番号もそのまま伝わります。
急ぎで確実に番号を伝えたい相手には、標準アプリからかけるのが手っ取り早いです。
相手が非通知を断っているかどうかは見分けられるか
通話中のため応答できませんといった表示が出てすぐ切れる場合や、番号を通知しておかけ直しくださいという案内が流れる場合は、その可能性が高いです。
時間をあけてかけ直しても同じ結果なら、186をつけて発信すると通じることがあります。
あえて非通知でかけたいときはどうするか
相手の番号の前に184をつければ、その1回だけ非通知でかけられます。
毎回まとめて非通知にしたいなら、my楽天モバイルの契約プランから発信者番号非通知をオンにする方法もあります。
オンのままでも186をつければ番号を伝えられます。
設定を直したのに非通知のままのときは
Rakuten Linkをいったん終了して開き直すと反映されることが多いです。
それでも変わらなければ、モバイルデータ通信をオフにしてからオンに戻し、端末を再起動してみてください。
ここまでやって直らないなら、アプリを入れ直す番です。
まとめ:楽天モバイルが非通知になる原因はほぼ通話回線の設定で楽天に戻せば直ります
心当たりがないのに番号が出ないなら、犯人は端末の回線の割り当てだと思って間違いないです。
Rakuten Linkは楽天の回線を通ってはじめて番号を名乗れるので、通話が他社側に向いていると番号だけが抜け落ちます。
見る順番を決めておくと、遠回りしません。
- 通話に使う回線が楽天モバイルか
毎回選ぶ設定になっていたら楽天を名指しで選ぶ - iPhoneならデータ通信も楽天か
Androidはここは他社のままでいい - 発信者番号非通知がオンになっていないか
my楽天モバイルの契約プランから確かめる - 番号に184が混ざっていないか
連絡先と発信履歴を見る - Wi-FiやVPNを切って電波を確かめる
画面の上に4Gか5Gが出ていれば大丈夫
株主優待のSIMを使っているなら、契約側の設定はそもそも触れないので、1番と2番だけに絞って見ればたどり着けます。
直したあとは、家族の番号かもう1台の端末に1本かけて、番号が出ているかを自分の目で確かめておくのがおすすめです。
その1本を確認しておけば、大事な連絡のときに相手が電話に出てくれないという事態は起きなくなります。
